NetBeans 7.3でPHPプログラム作成
NetBeans本体
https://ja.netbeans.org/ から https://netbeans.org/downloads/ に移動してダウンロードする.このソフトウェアはIDE(統合開発環境)だから,PHPに限らず,C/C++とJavaのプログラム作成にも利用できる.おや,Rubyは7.0から対応を止めたようだ.使わないからどうでもいいけど.さて,私はPHPプログラムを作成したいだけだから,PHPパックをダウンロードした.netbeans-7.3-php-windows.exe.インストール先は,Program Files以下でなく,別の位置にした.ほら,Windowsが保護しちゃうからね.好みの問題だ.
PHP
PHPは別途用意せねばならない.このPHPパック,入力補完とかPHPDoc認識とかを入れているだけで,本体はない.http://www.php.net/downloads.php から PHP 5.4.15 (Current stable) の Windows 5.4.15 binaries and source を参照して http://windows.php.net/download/#php-5.4 へ移動する.Thread Safeであるかどうかの違いは理解していないが,なんとなく安全そうなVC9 x86 Thread Safe (2013-May-08 22:51:34)を選んだ.php-5.4.15-Win32-VC9-x86.zip.
使用する実行ファイルはphp-cgi.exe.
php.ini
php.ini-developmentをベースに,以下のとおり設定した.
extension_dir = "ext" cgi.force_redirect = 0 extension=php_mbstring.dll extension=php_pdo_sqlite.dll
fatal errorがHTTP 500で覆い隠される
開発中なんだから,PHPからwarningもnoticeもfatal errorも教えて欲しい.しかしfatal errorが発生した場合はHTTP 500になる.サーバログに載るのは良いのだが,ブラウザ画面でさっと見たいなあ.error_reporting = E_ALLなのに見せてもらえない.理解できない.
現在のエラー出力関係設定は以下のとおり.php.ini-developmentの状態だな.
error_reporting = E_ALL display_errors = On display_startup_errors = On log_errors = On log_errors_max_len = 1024 ignore_repeated_errors = Off ignore_repeated_source = Off report_memleaks = On track_errors = On html_errors = On
NetBeansプラグイン導入とかで環境改善
プラグインはNetBeansの機能を追加する機構.先に「PHPパック」という語を使ったが,これは「PHPプログラミング用プラグインを一緒にした」ともいえるからだ.C/C++やJava用のプラグインを後から追加すると,それらのプログラミング環境を整えられる.
PHPマニュアルを手軽に引ける機能があればなあとぼやいたら,Php Manual Search - NetBeans Plugin detailを教えてもらった.NetBeansのプラグイン画面からインストールできた.埋込みWebKitブラウザで表示してみると英語表記だった.しかしそのページ内で日本語を選んでしまえば,以後は日本語表示してくれる.
今見つけたのだが,» NetBeansで、PHPマニュアルを日本語版にするも実施しておこう.
プロジェクトプロパティ「実行構成」
実行方法「スクリプト」は,NetBeans 7.3は問題を抱えている.「ローカルWebサイト」で打開した.WebサーバソフトウェアにはBlackJamboDogを利用した.
Git
以前からGitHubを利用していて(https://github.com/ustreamer-01647),この設定を読み込んでくれていた.メニューバー「チーム>Git>初期化」を選び,ひとりGitを開始した.更新は「チーム>コミット」を選び,ささっと変更点を書けば良い.最高のひとりGit環境やで.