01647

ustreamer-01647

NetBeans IDE 7.4にOpenCV 2.4.8を設定する

NetBeans IDE 7.4でOpenCV 2.4.8を,MinGW環境にて利用する方法を後で書く - 01647

設定項目

  1. Windows 環境変数 PATH
  2. ツール>オプション
    1. C/C++>コード支援>C++コンパイラ>インクルードディレクトリ
  3. プロジェクトのプロパティ>すべての構成
    1. ビルド>C++コンパイラ>ディレクトリとヘッダーを含める
    2. ビルド>リンカー>追加のライブラリ・ディレクトリ
    3. ビルド>リンカー>追加のオプション

設定内容

「自動,相対パス絶対パス」のラジオボタンがあるパス設定では,「絶対パス」を選ぶ.

1 D:\software\Library\opencv2.4.8\mingw\install\x86\mingw\bin
2.1 D:\software\Library\opencv2.4.8\mingw\install\include
3.1 D:\software\Library\opencv2.4.8\mingw\install\include
3.2 D:\software\Library\opencv2.4.8\mingw\install\x86\mingw\lib
3.3 -lopencv_core248.dll -lopencv_highgui248.dll
3.4 標準出力

補足説明

3以降はプロジェクトに対する設定なので,プロジェクトを作る度に設定する.

3.3 サンプルプログラムが使用している機能は少量なので,2個になっている.画像を平滑化する blur() を使用する場合は,これを含むパーツ imgproc,すなわち -lopencv_imgproc248.dll を追加する
3.4 他の選択肢は内部ターミナル(初期値)と外部ターミナルがある.これらは文字エンコーディングが一致しないためか文字化けが発生するため,標準出力を選ぶ

サンプルコード

  • lena.jpgはopencv展開フォルダ以下から拾える.プロジェクトの「リソース・ファイル」に追加する
  • opencv2/core/core.hppをincludeしなかったのは,記述を面倒に感じた事と,higigui内部でincludeしてくれるだろうという見込みによるもの
  • F11がビルド,Shift+F11がリビルド(消去してビルド),F6が実行,Ctrl+F5がデバッグ実行
/* 
 * File:   main.cpp
 * Author: paul
 *
 * Created on 2014/03/01, 15:15
 */

#include <cstdlib>
#include <opencv2/highgui/highgui.hpp>

using namespace std;

/*
 * 
 */
int main(int argc, char** argv) {

	// 画像データ
	cv::Mat image;
	// 画像読込
	image = cv::imread("lena.jpg");
	// 読込成功確認
	if (!image.empty()) {
		// ウインドウ作成
		cv::namedWindow("window name");
		// 画像表示
		cv::imshow("window name", image);
		// キー入力を待つ
		cv::waitKey();
	}

	return 0;
}