公式ツールで簡単HDD換装
休止状態からの復帰に失敗するから、HDD異常を疑った。CrystalDiskInfoで得たSMART情報は不良セクター存在を示した。換装後、休止状態からの復帰失敗は解消されなかった。
リンク
- HDD換装工程記録 - Togetterまとめ 2016年9月16日
- DiscWizard Seagate 18.0.6030
- CrystalDiskInfo - 窓の杜ライブラリ v7.0.3(16/08/30)
- FastCopy - 窓の杜ライブラリ v3.13(16/03/15)
HDDを買おう
Seagate HDD ST3000DM008
8000円。
システムドライブを1TB SSHDに換装する
HDDを、普段から外しているDVDドライブ用のケーブルにつないだ。ホットスワップできるSATA規格なので、PCの電源をつけたままでもOK。
Windowsのディスクの管理で、HDD認識。システムドライブのクローンは、MBR/GPTどちらを指定しても意味がない。オリジナルと同じになるからどちらを選ぼうと関係なくなる。
Seagate DiscWizardを起動する。中身は機能を制限されたAcronis True Imageだ。ディスクのクローンを作る。何がどうなるのか分からないので「手動」で進める。
ソース(元ドライブ)を指定する。300GBのST3320620ASだ。ターゲット(コピー先)はもちろんST1000DX001。
コピー種別を選ぶ。
「手動」でおよそ半々に分けた。後方領域をざっと縮めてから前方領域を広げた。
「実行」する。再起動を求められた。Windowsが起動せず、DiscWizardが立ち上がり、クローニングする。完了したら再起動され、Windowsに戻る。
動作確認する。300GBにつないでいたケーブルを、1TBへつなぎかえた。問題なくWindowsが起動した。
HDDを交換するに足る実績ができた。シャットダウンして、ケースを開けて、HDDを交換した。3TB HDDも、ここで差し入れる。古い1TBも取り外し、代わりに3TBを取り付けた。
データドライブを3TB HDDに換装する
換装自体は先の工程ですませたが、データ移行ができていない。システムドライブと同様の手順でクローニングを試みたが、うまくいかなかった。原因も分からなかった。ただデータドライブなのだから、DiscWizardが出張るまでもないよね、と。ディスクの管理でパーティションを切って、FastCopyでファイルをコピーした。
- Buffer 2048
- TransRate 75MB/s
3時間ほどで、合計500GBほどのデータをコピーできた。
旧HDDを始末
- DriveCleanserで消去。米国国防総省準拠 DoD 5220.22-M
- ディスクを単一パーティションにして、NTFSでフォーマット
- USB外付けHDDにするケースに入れよう。ケースは2000-3000円
その他
- Seagate DiscWizardはAcronis True Image 2016の機能限定版
- バックアップ、リストア機能
- その他もろもろの機能を選べない。ディスク換装に足りる機能のみ残されている
- 29.99ドルで完全版にアップグレードができる。Seagate DiscWizard
- SeaTools Seagate
- HDD診断ソフト
- PDFマニュアル SeaTools for Windows ユーザ ガイド, 2015 年 07 月 20 日改訂版, v1.4.0
- 3TBの使い道があらへん